2011年07月01日
お手紙に寄せて
季節の茶事が終わり
いらして下さった皆さまから 礼状を沢山頂戴しました

茶事では本来 「前礼」と「後礼」をするのが決まりですが
現代ではお手紙で済ますことが多くなりました
茶事のしきたりをご存知ない方もいらっしゃるので
本来ならばこうするのですよ・・・というお話もしてまいりました

茶事から帰られたなら
まだ 余韻が残っているうちに
感じたことなどを礼状としてお出し下さいね・・・と
それぞれに気持ちのこもった温かいお手紙です
その中から 少しご紹介したいと思います
「席入りをして 着座して 再び床に目をやる あの一時の
すがすがしさがたまりません」
「お茶の世界はすばらしいですね
日本人の感性の鋭さや 美意識に触れ 日本人として生まれたことを
とても嬉しく思うことができました」
「お席の様々な部分に感銘を受けると同時に
どんな思いが込められているかを汲み取る知識があれば
更に楽しむ<ことができるのだろうと 自分の勉強不足を残念に思いました」
「お茶には衣食住が備わっていて 次々と興味が湧いてきている私です」
「お軸のことばを家でも調べてみることがひそかな愉しみになっています」
「私にも松風がかすかに聴けたような気がしました」
「流派は違っていても お茶は良いなあと思う事 しきりでした」
「お濃茶 お薄ではお床が変わり
野の花に実際に雨が降った景色がありました
破れ傘についた水滴 ・・・夕霧草からは雨の後の
霧に煙る野原が想像できました
・・・全てのしつらえ お道具の意味がつながっていくのを感じました」

皆さんのお手紙を何度も何度も読み返しては
お一人 お一人の お顔を思い出しています
電話やメールといった伝達手段が主になった今
‘手紙’は手間ひまかかるものですが
だからこそ 相手に想いを馳せながら一文字 ひと文字書くところに
思いが伝わるのだと思います
字が下手な私ですので パソコンで文章を作る事が多く
偉そうなことは言えませんが
季節の折々に また
大切な方に気持ちを届けたい時・・・
‘アナログ’な手紙を書くよう努めたいとあらためて思いました
心のこもった お手紙を
ありがとうございました
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いらして下さった皆さまから 礼状を沢山頂戴しました

茶事では本来 「前礼」と「後礼」をするのが決まりですが
現代ではお手紙で済ますことが多くなりました
茶事のしきたりをご存知ない方もいらっしゃるので
本来ならばこうするのですよ・・・というお話もしてまいりました

茶事から帰られたなら
まだ 余韻が残っているうちに
感じたことなどを礼状としてお出し下さいね・・・と
それぞれに気持ちのこもった温かいお手紙です
その中から 少しご紹介したいと思います
「席入りをして 着座して 再び床に目をやる あの一時の
すがすがしさがたまりません」
「お茶の世界はすばらしいですね
日本人の感性の鋭さや 美意識に触れ 日本人として生まれたことを
とても嬉しく思うことができました」
「お席の様々な部分に感銘を受けると同時に
どんな思いが込められているかを汲み取る知識があれば
更に楽しむ<ことができるのだろうと 自分の勉強不足を残念に思いました」
「お茶には衣食住が備わっていて 次々と興味が湧いてきている私です」
「お軸のことばを家でも調べてみることがひそかな愉しみになっています」
「私にも松風がかすかに聴けたような気がしました」
「流派は違っていても お茶は良いなあと思う事 しきりでした」
「お濃茶 お薄ではお床が変わり
野の花に実際に雨が降った景色がありました
破れ傘についた水滴 ・・・夕霧草からは雨の後の
霧に煙る野原が想像できました
・・・全てのしつらえ お道具の意味がつながっていくのを感じました」

皆さんのお手紙を何度も何度も読み返しては
お一人 お一人の お顔を思い出しています
電話やメールといった伝達手段が主になった今
‘手紙’は手間ひまかかるものですが
だからこそ 相手に想いを馳せながら一文字 ひと文字書くところに
思いが伝わるのだと思います
字が下手な私ですので パソコンで文章を作る事が多く
偉そうなことは言えませんが
季節の折々に また
大切な方に気持ちを届けたい時・・・
‘アナログ’な手紙を書くよう努めたいとあらためて思いました
心のこもった お手紙を
ありがとうございました
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Posted by warabi at 23:19│Comments(0)
│茶事